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(別紙)
エネルギー戦略研究会について
Japan Council on Energy & Security (JCES)
「エネルギー戦略研究会」は、1990年に金子熊夫(当時東海大学教授、元キャリア外交官、初代外務省原子力課長)が非営利市民団体として創設した「エネルギー環境外交研究会」がその後改組、発展してきたもので、エネルギー、原子力、核(軍縮、不拡散)、地球環境問題等々現代の重要課題につき科学的、戦略的観点から調査研究を行い、時に政策提言を発表するほか、内外の指導者や専門家による国際会議、シンポジウムを開催するなど幅広い活動を展開している。2002年7月には中曽根元総理、ベーカー前駐日米国大使、尾身科学技術担当大臣(当時)等を基調講演者とする緊急国際会議「エネルギー安全保障と環境保全:原子力の役割」を、2004年8月には「エネルギー国家戦略と原子力:日本の選択」を主題とする緊急シンポジウムをそれぞれ経団連会館において開催した(各回約400名出席)。
また、日常的な活動としては、2001年以来「エネルギー環境Eメール会議」(EEE会議)と称するユニークな議論の場を運営しており、連日、電子メールを媒体として活発な意見交換、情報交換活動を行なっている。最近では、このEEE会議における議論をベースにして、日本の原子力政策に関する政策提言をいくつか発表し、国の政策立案、決定に貢献している。
本研究会の会員はいずれも個人の資格での参加が原則。常に中立的な立場で自由闊達な議論を行うために、いずれの国家機関、特定企業、団体からも財政的な援助を受けておらず、もっぱら会員からの会費収入で運営されている。本研究会及びEEE会議の具体的な目的、活動(これまでに主催した講演・研究会の概要、発表した政策提言などを含む)や会員制度等については、ホームページhttp://www.eeecom.org/に掲載されている。不明な点については下記にご一報いただきたい。
エネルギー戦略研究会
会長 金子 熊夫
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(以下は旧版=2001〜2004年版)
[注1]
「エネルギー環境外交研究会」(Japan Council on Energy, Environment & Security =JCEES)は、1990年に「原子力環境外交研究会」(任意団体)としてスタート。その後1995年から財団法人日本国際フォーラムの傘下で現在の「エネルギー環境外交研究会」と改称し、エネルギー環境問題、とくに原子力の平和利用(原子力発電)と軍事利用(核兵器、核拡散)に関する諸問題や地球環境問題を、主として国際政治、安全保障の立場から研究し、頻繁に会合を開き、随時政策提言を行ってきた。また、こうした研究成果を基に、次のような国際会議、シンポジウム等も開催した。
1993年 「冷戦後の核軍縮・核不拡散の新しい課題」(プリンストン大学との共催)
1998年 「アジアにおける原子力地域協力:『アジアトム』構想」(Hans Blix前IAEA事務局長の基調講演、アジア各国の原子力委員長等による討論など)
2000年 「北東アジアの安全保障と非核兵器地帯構想」(東海大学平和戦略国際研究所との共催。Thomas
Graham等の基調講演)
2002年7月 緊急国際会議 「エネルギー安全保障と地球環境:原子力の役割」
(中曽根元首相、ベーカー駐日大使、ウィンEU議会予算委員長、シアソン駐日フィリピン大使らによる基調講演など。詳細な議事録はEEE会議のHPに掲載)
なお、この研究会の会長は、創立以来金子熊夫(日本国際フォーラム理事、元外交官、前東海大学教授)が務めている。
EEE会議は、この研究会の活動の一環として2001年にスタートし、現在も継続中。 この3年間に、当研究会に講師として招待した主な方々は
次のとおり(順不同。肩書きは当時のまま)。
2003年度
原山保人氏(前経済産業省資源エネルギー庁原子力政策課長)、加納時男氏(参議院議員、元東京電力副社長)、遠藤哲也氏(原子力委員長代理)、中神靖雄氏(核燃料サイクル開発機構副理事長)、岡本 巌氏(前経済産業省資源エネルギー庁長官)、山地憲治氏(東京大学大学院教授)、笛木謙右氏(日本原子力防護システム代表取締役社長)、鈴木達治郎氏(電力中央研究所社会経済研究所上席研究員)、松井一秋氏(エネルギー総合工学研究所理事) 、その他
2004年度以降
このホームページのトップ・ページの「最新情報」に詳しく掲載されていますので、そこをご覧下さい。
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[注2]
EEE会議を今後一層拡充強化して行くために、特別会員を中心とする「運営委員会」と、さらに大所高所から運営について助言をいただく「顧問会議」(仮称)を設置することとしており、そのメンバーは目下検討中。
(2006年9月17日更新)