050226 Re: 「水素社会とは?」 石井吉徳氏から) : 下浦一宏氏コメント
EEE会議の中では比較的若い世代であると思いますので、コメントさせて頂きます。
先日、エネルギーについて話をさせて頂く機会がありましたが、政府のPR効果か、
水素に対する一般の関心が、非常に高い事を感じました。そして多くの人が
「水素は水を電気分解すれば無尽蔵に手に入る」、と理解されているようでした。
一次、2次エネルギー、エネルギーと社会の関わりについて学校教育が必要です。
「将来の自動車は燃料電池が主流になる」、というコンセンサスは出来ているのでしょうか?
町に充電スタンドを作り、電気自動車を普及させるという話も電力会社で研究していた
と思います。 バイオ・エタノールの話もありますし、どういった交通インフラを目指すかは、
非常に重要な選択になると思います。
道路にワイヤーを埋め込み、それを掴んで移動するサンフランシスコのケーブルカー方式
なども都市部の交通インフラとして良くできていると思います。技術の「ホリエモン」が出な
かった場合に、現在の技術で何が出来るかを考える事も必要だと思います。
航空機、船舶等、現代文明を支えている、移動、物流システムについて、化石燃料後に
どうするのか考えるべき時期に来ていると思います。反原子力の人も、石油後にどうやって
船を動かすのか考えている人は少ないようです。
「化石燃料後の交通、物流システム研究会」、を立ち上げては如何でしょうか?
2000年の9月に、光通信の会議でヨーロッパにいましたが、テレビではイギリス、ベルギー等
における石油ショックのニュースをやっていました。 多くのスタンドがガソリン切れで、店から生鮮
食料品が消え、緊急車が走らない、という状況のようでした。英語力不足で良く解らなかった
のですが、この時の石油ショックはどのようなメカニズムで発生したのでしょうか? (ストライキ?)
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Sent: Thursday, February 24, 2005
3:35 PM
Subject: EEE会議(Re:
「水素社会とは?」 石井吉徳氏から) : 木村正彦氏のコメント