EEE会議(加納時男氏のWNA特別功労賞受賞).......................................................2003.9.8
先日(8/22)開催されたEEE会議第1回講演・研究会で講師を務めていただいた参議
院議員の加納時男氏が、先週ロンドンで、
WNA(世界原子力協会)から特別功労賞を授与されました。ご同慶の至りと存じま
す。授賞式の模様を、今朝配信された同氏のメルマガでお伝えします。ご参考まで。
--KK
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メルマガ「こんにちは、かのう時男です♪」
2003年
9月 8日 第 8号 http://www.eco-22.com
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受賞のご報告 かのう時男
より
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ロンドンに本部のある「WNA(世界原子力協会)」から、「世界原子力の
平和利用推進に関する特別功労賞」が、このたび、私に授与されました。
WNAは世界の31カ国、106の組織、機関が加盟している原子力に関す
る機関です。本年が アイゼンハウアー元米大統領の国連演説「Atoms
for Peace」により原子力の平和利用が始まって50年にあたること
から、この間に、世界的な平和利用に貢献した者を表彰することとなり、団体
としては「アイゼンハウアー協会(代表 スーザン・アイゼンハウアー理事長)
個人としては、なんと私、「かのう時男」が受賞しました。
授賞式は、9月4日、ロンドンのQEII(エリザベスII世女王)国際会議場
で世界からの500人の出席のもとで行われました。
授賞理由をWNAのジェラルド・グランデイ会長(CAMECOの会長兼
CEO)は、反原子力の風の中で、日本国内だけでなく、世界の環境会議や国
連会議の場で、積極的に原子力の持つ光と陰と陰のコントロールを論理的に主
張するとともに 内なる原子力の国際組織に対外的発言や世論へのコミュニケ
ーション機能を付加したことなどあげて下さいました。また、昨年に発生した
日本の原子力事件の中で エネルギー基本政策作りに努め、その中で原子力を
エネルギーの安全保障と環境適合性の面から、機軸エネルギーと位置つけるこ
とに成功したことにも触れられました。
謝辞のスピーチの中で、私は、
この度の授賞は、私個人に与えられたものではなく、ともに主張し行動し
てきたこの会場にもおられる多くの仲間に対してあたえられたものと理解
する。原子力の平和利用は確かに大きな成果を挙げてはきたが、前途には
大きな課題が山積している。「成し遂げたことに思いをいたすだけではな
く、これから成すべく残されている課題に目を向けよう」(One
never notices what has been done,
one can only see what remains to
be done.)というマリー・キューリーの言葉で締めくくりたい。
と述べました。
なお、最後の名言は、大正大学の隈部まち子先生から教えていただいたもの
です。ありがとうございました。この場面で大きな拍手がありました。
▽(画像)受賞後にジェラルド・グランディWNA会長とともに
http://www.eco-22.com/200307/katudou/img/030901.jpg
▽受賞に関する掲載記事
2003.9.4
日刊工業新聞「加納参院議員に特別功労賞授与」
http://www.eco-22.com/200307/keisai/img/030904NikkanKogyo.jpg
▽ホームページでのご報告
http://www.eco-22.com/200307/katudou/0309.html