EEE会議(余談:ちょっと面白い海外便り)....................................2003/7/18
皆様
今朝舞い込んできたあるメルマガに載っていた記事を2つ。真夏の夜の暇つぶしにどうぞ。--KK
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<海外便り>
○魅力いっぱいの砂漠観光(エジプト)
エジプトの代表的な観光に「砂漠観光」がある。
砂漠の真ん中にあるオアシスを拠点に、鉄鉱石が表面に浮かんで黒々と見える
黒砂漠や、石灰岩でできた鉱脈が風に削り取られ、砂漠一面が彫刻の森のように
なっている白砂漠。それらは幻想的で魅力たっぷりだ。
白砂漠の真ん中や、オアシス付近での一泊は、夕日の美しさもさることながら、
満天の星を心ゆくまで満喫できる。月が出ているうちは星の輝きも今一つだが、
月もなく、一切の明かりがない中に浮かび上がる天の川はきれいだ。
北斗七星、北極星、オリオン座など、知ってる限りの星座を探してそれを確認
する。星座の種類をもっと知っていたら、楽しさも倍増しただろうに、と思うと
残念でならない。
砂漠の夜はかなり寒く、昼間の炎天とは好対照。どこからやってくるのか、夜
中にキツネがわれわれの食べ残したものをあさりにやってくる。朝起きると、足
跡がくっきりと残されている。
寝袋の付近にはスカラベ(昆虫=フンコロガシ)の足跡も無数にある。日の出
がまた格別だ。あたり一面が雪でも降ったように白く輝き始めるからだ。
旧約聖書に出てくる預言者モーセが40日間断食したとされるシナイ山から、紅
海に抜ける間にある砂漠は、米国のグランドキャニオンを思わせるような見事な
山と谷が続き、幻想的な光景を見せてくれる。砂漠にもいろいろな顔があるもの
だ。(S)
○犬の社会に明暗が発生(韓国)--------------------------------
かつて韓国に来たとき、犬が放し飼いになり、猫がヒモにつながれていたのに
驚いた。町では子供たちが犬をけとばしたり、石を投げたりしていじめていた。
犬たちはいつもおびえ、人の顔を見ればすぐに逃げていた。
わが家の隣にも、大きい犬がいたのだが、さすがにこれはしっかりと鎖につな
がれていた。しかし、ある日、忽然と姿を消した。
なんと、家族で食べてしまったというのである。韓国では、「ケーセッキ(犬
の子)」という侮辱する言葉があるが、それほどまで犬の立場は極めて低い。
ところが、ここ数年、ペット犬が爆発的な人気を呼んでいる。ほとんどは小型
犬であるが、かつて町でいじめられていた犬たちとは、全く身分が違う。
立派な犬小屋から、高いエサ、きれいな服、病院、ホテル、美容院、カフェま
であり、人間以上のもてなしを受けている。
ところで、愛犬市場の80%を占める50軒あまりの販売店の立ち並ぶソウル退渓
路(テゲロ)4、5街では最近、愛犬ショッピングモールを建設する計画が立ち
上がり、悪臭など環境汚染の問題で付近住民との摩擦が生じている。
一方、今年5月の1カ月だけで、ソウル市内の捨て犬の救助が700匹以上もあ
ったという。面倒くさい、情がいかないなどの理由で捨てられるようである。
形を変えて、やはり犬たちはいじめられているのではないだろうか。(H)