六ヶ所エネルギー・セミナーのご案内
〜世界の中で青森・六ヶ所村の役割を考える〜
2006年10月15日(日)青森県六ヶ所村文化交流プラザ(スワニー)
ご高承のように、引き続く原油価格の高騰、中東情勢の緊迫などにより石油・エネルギー危機が世界的に懸念されており、他方で徐々に進行する地球温暖化を防止する必要から、欧米はじめ世界各国で「原子力ルネサンス」といわれるような、原子力の再活性化の動きが進んでおります。
とりわけエネルギー資源小国・日本にとって、準国産エネルギーとも言うべき原子力の重要性は今後益々高まると予想され、目下「原子力立国」を目指し官民一体、各方面で多大の努力が重ねられております。申すまでもなく、原子力を最も有効に活用するためには再処理を軸とする核燃料サイクルの確立が不可欠ですが、我が国はその分野では世界の最先進国の1つです。そして、青森県、とりわけ、六ヶ所村は、今や日本の原子力活動の中心的存在になっており、その存在意義は今後一段と大きくなって行くものと予想されます。
そこで、このような大きな時代の流れの中で、「日本の核燃料サイクルのメッカ」としての六ヶ所村の将来を展望しつつ、ひいては青森県の発展の可能性を考え、夢と希望に満ちた地域社会を実現する方策について色々な角度から検討してみたいと考えます。
このセミナーは、政府や企業の立場ではなく、自由な市民の立場で、相互啓発の場として開催されるものです。
どうか、こうした趣旨をご理解の上、積極的にご参加下さいますよう、謹んでご案内申し上げます。
2006年9月
主催者代表 金子 熊夫 エネルギー戦略研究会会長、EEE会議代表(初代外務省原子力課長、元東海大学教授)
共催者代表 末永 洋一 青森大学総合研究所所長・教授、原子力産業と地域・産業振興を考える会会長
種市 治雄 六ヶ所村商工会青年部部長、原子力産業と地域・産業振興を考える会副会長
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六ヶ所エネルギー・セミナーのプログラム
〜世界の中で青森・六ヶ所村の役割を考える〜
1.日時: 2006年10月15日(日) 午後1:30〜6:00
2.場所: 六ヶ所村文化交流プラザ・スワニー(青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字野附1-8)
3.主催: エネルギー戦略研究会(EEE会議)
4.共催: 原子力産業と地域・産業振興を考える会
エネルギー問題に発言する会
5.後援: 青森県、大学、地元の新聞社など(調整中)
6.プログラム:
13:30〜13:50 開会挨拶(趣旨説明): 主催者及び共催者代表
来賓祝辞: 古川 健治氏(六ヶ所村村長)
佐藤 光彦氏(青森県エネルギー対策局局長)
13:50〜15:10
第1部 基調講演 <原子力は今: 世界、日本、六ヶ所村>
講演1: 金子熊夫氏(エネルギー戦略研究会会長、EEE会議代表)
「"原子力ルネサンス"は本物か?世界のエネルギー状況」
〜米国、欧州、アジア諸国等の動向と日本の役割を探る〜
講演2: 末永洋一氏(青森大学教授、原子力産業と地域・産業振興を考える会会長)
「日本の原子力政策における青森・六ヶ所の役割と可能性」
〜地元の視点で原子力との共生関係や将来展望を考える〜
15:10〜15:30 休憩
15:30〜17:50
第2部 <パネル討論>(上記の講演1.2.に沿って自由に討論)
司会:葛西 賀子氏 (フリーアナウンサー、元青森放送)
パネリスト:藤井 靖彦氏 (東京工業大学教授)
河田 東海夫氏(日本原子力研究開発機構 執行役)
林 勉氏 (エネルギー問題に発言する会 代表幹事)
末永 洋一氏
金子 熊夫氏
17:50〜18:00 閉会挨拶 種市 治雄氏(原子力産業と地域・産業振興を考える会副会長、
六ヶ所村商工会青年部部長)
閉会