皆様
目下EEE会議で盛んに議論されておりますように、このところ国際核管理問題(エルバラダイ構想、ブッシュ構想など)や国際原子力平和利用問題(べトナム、インドネシア等への原子力プラント輸出、インドとの民生用原子力発電協力問題など)を巡って色々重要な動きが目立ってきており、これらに対する日本の対応振りが問われております。申すまでもなく、これらの動きは、核兵器不拡散条約(NPT)を軸とする国際核不拡散体制の将来はもちろん、日本自身の原子力産業政策、とりわけ核燃料サイクル路線のあり方とも微妙に絡んでいるので、我々としても常に世界の状況を正確に把握し、対策の選択肢を考えておく必要があります。
そこで、この機会に、以上のような問題意識に基づき、色々な角度から情報や意見を交換し、日本の進むべき道について議論するために、以下の要領で、特別の講演・研究会(第48回)を開催することにしました。当日は、経済産業省資源エネルギー庁の水元国際原子力企画官にも特別に参加していただいて、皆様と一緒に議論をしていただきたいと考えております。
つきましては、年末ご多忙の時期ながら、是非多数の方々のご出席を頂きたく、ご案内申し上げる次第です。
1.日時: 2005年12月6日(火) 14:00〜16:00
2.テーマ:「原子力と核を巡る国際諸情勢と日本の対応」
3.講師: 水元 伸一氏(経済産業省資源エネルギー庁原子力政策課 国際原子力企画官)
4.場所: 原子力発電技術機構(NUPEC)
会議室(6階)
港区虎ノ門4-1-8 虎ノ門4丁目MTビル
Tel:
4512-2539(担当:高橋真子)
追って、当日の会合に出席を希望される方は、下記フォーマットにより11月22日(火)までにお申し込み下さい。(送信先をお間違えないように)
なお、今回に限り、会員はすべて(特別会員、一般会員を問わず)参加費無料とします。また非会員でもご希望があれば特別に考慮しますので、ご一報下さい。とくに社会科学系の学者、専門家のご参加を歓迎いたします