皆様
暑中お見舞い申し上げます。蒸し暑い天気が続きますが、益々お元気でお過ごしのことと拝察いたします。
さて、日本の今後の原子力開発の方向につきましては、原子力委員会・新長期計画策定会議(近藤駿介委員長)による議論も概ね峠を越え、年内には新長期計画がまとまるものと期待されており、また経済産業省・総合資源エネルギー調査会の原子力部会でも4年ぶりに審議を始めたようです。他方、電力自由化の進展、原油価格高騰、温暖化対策等々、エネルギー政策を取り巻く内外の状況も色々変化しつつあります。こうした状況において、日本の原子力政策、とりわけ核燃料サイクル政策について、現状をレビューし、今後の動向を占い、諸課題を整理しておくことは有意義なことと思われます。
そこで、次回(第42回)講演・研究会は、今までとはちょっと趣向を変えて、3名の著名な論客による討論会の形式で開催し、大いに議論をしていただきたいと考えます。題して「原子力開発の健全な進展に向けて」。具体的なプログラム等は後日お届けする予定です。
つきましては、ご多忙中とは存じますが、皆様、万障お繰り合わせの上ご出席いただき、討論の輪に加わっていただきますよう、お願い申し上げます。
EEE会議代表
金子 熊夫拝
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1.日時: 2005年8月19日(金) 15:30〜18:30
2.場所: NUPEC 会議室(虎ノ門4丁目MTビル6階 Tel:4512-2557)
3.テーマ:「原子力開発の健全な進展に向けて」
4.討論者(50音順):
河田 東海夫氏 核燃料サイクル開発機構(JNC)理事
豊田 正敏氏 元東京電力副社長、元原燃社長
山地 憲治氏 東京大学大学院教授(システム創成学科)
5.司会: 林 勉氏 エネルギー問題に発言する会幹事
追って、当日の会合に出席を希望される方は、下記フォーマットにより8月10日(水)までにお申し込み下さい。(送信先をお間違えないように)
なお、今回は一般会員の方々についても参加費は無しといたします。非会員の参加も、会員のご推薦があれば、座席の余裕がある限りお受けします。