EEE会議主催第34回講演・研究会(05年4月7日、講師:亀山康子氏)のお知らせ
京都議定書もやっと発効して、地球温暖化問題はいよいよ次のフェーズに移りつつあるようです。国内的に見た場合、今後議定書上の義務を日本がいかにして履行して行くかは大問題ですが、国際的に見た場合にも、第2約束期間(2013年以降)に向けて、最大のCO2排出国でありながら不参加の立場をとり続ける米国や中国、インド等を初めとする開発途上国をいかにして巻き込んでゆくか等々、今後解決すべき難問が山積しております。こうした状況において、日本としての対応に遺漏無きを期すためには、温暖化問題をめぐる内外の諸動向をしっかり把握し、長期的かつ総合的な観点から対応策を考えておくことが非常に重要であると思います。
そこで、この機会に、温暖化問題の分野で我が国を代表する研究者で、これまでの国際会議(COP)等にも継続して出席しておられる方を講師にお招きして、次回(第34回)の講演・研究会を開催することといたしましので、是非積極的にご出席くださいますようご案内申し上げます。
1.日時: 2005年4月7日(木)13:30〜15:30
2.講師: 亀山 康子氏
国立環境研究所社会環境システム研究領域 主任研究員、
中央環境審議会地球環境部会気候変動に関する国際戦略専門委員会委員
「地球環境政策」(昭和堂 2003年)等著書論文多数。
3.演題: 「地球温暖化問題をめぐる内外の動向と日本の対応